松浦勝人会長の父・治さん死去、83歳「親父が無償で資金を提供してくれなければエイベックスはなかった」

2023年07月10日 16:00

芸能

松浦勝人会長の父・治さん死去、83歳「親父が無償で資金を提供してくれなければエイベックスはなかった」
エイベックスの松浦勝人会長 Photo By 提供写真
 エイベックスの松浦勝人会長(58)の父、松浦治(まつうら・おさむ)さんが2日午後10時15分、急性心筋梗塞のため東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
 治さんは25歳の時に横浜市内で中古車販売店を起業し、松浦氏ら2人の子供を育てた。治さんの整備工場で少年時代によく遊んでいた松浦氏は、その影響もあって現在は世界的なカーマニアとしても知られる。

 エイベックスを国内屈指のエンターテインメント企業に育てた松浦氏にとって、治さんは起業家としての最大の恩人でもある。大学時代に貸レコード店でアルバイトを始め、4年生になった1986年に治さんからの無償の資金提供を受け、フランチャイズ店をオープン。それを足掛かりにレコードやCDの輸入卸売業を88年に創業し、現在のエイベックスになった。松浦氏は「あの時に親父が無償で資金を提供してくれなければ今のエイベックスはなかった」と、あらためて感謝の思いを明かしている。

 陽気でお酒が大好きだった治さん。松浦氏の友人たちとも親しくしてきたため、関係者は来月に偲ぶ会を開く方向で準備を進めている。
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