ボーカル・川谷絵音が他のシンガーとコラボしない理由 特殊な節回しと、「腹立つから」入れたくないヤツ

2023年07月10日 18:04

芸能

ボーカル・川谷絵音が他のシンガーとコラボしない理由 特殊な節回しと、「腹立つから」入れたくないヤツ
川谷絵音 Photo By スポニチ
 ミュージシャンの川谷絵音(34)が9日深夜放送のABC・テレ朝系「関ジャム 完全燃SHOW」に出演。令和のコラボ名曲特集で、自身がボーカルを務める「ゲスの極み乙女」が外部のシンガーと“コラボ”しない理由を語った。
 多くのアーティストがコラボによる化学反応を楽しむ中、川谷は「あんまり自分はコラボできないんですよ」と告白。「みんな歌うまいじゃないですか?腹立ちません?」と本音をもらし、ニヤリとした。

 自身の特徴的なボーカルもネックだという。「僕、結構特殊な“節(ぶし)”があって。しゃくりとか…自分でやろうと思ってやってるわけじゃなくて、勝手にそのメロディーになったりして。曲提供の時も、それで提出すると大体違うので送り返してくる」と苦笑い。「提供の場合は、そのアーティストさんの持ち味だからいい。でも自分の作品だと自分で完結させたい」とこだわりを語り、「あと、歌うまいヤツを入れたくない。腹立つから」と再度付け加え、笑わせた。

 ただ、自身がギター&プロデュースを担当し、ボーカルを中嶋イッキュウが務めるバンド「ジェニーハイ」ではアイナ・ジ・エンド、yamaらとのコラボ曲を発表。もちろん理由は「自分で歌わないから」だ。コラボ相手は「声が一発でその人と分かる人」を選ぶといい、「イッキュウがフラットな声なので。本当に特徴ある人、皆が一発で分かる声の人にするとコントラストが出るんで」と説明した。

 ちゃんみなとのコラボでは、ちゃんみなから「アウトロでラップを入れたい」との提案が。「今まで自分の曲で他の人の歌詞が入った事が1回もなかった。ちゃんみなとコラボした意味があった」と振り返った。ただ、ラップの裏で「僕、ギターソロ弾いてるんですよ。消された!と思って。ライブで音量めっちゃ上げても、PA(音響)さんがちゃんみなのラップ上げるんで、一生僕のギターソロは聞こえない」と苦笑い。「普通なら“ギターソロなんで”って断ると思うんですけど、これはちょっと言えなかった。それを越えてくるラップだった」と絶賛していた。
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