ニューヨーク嶋佐「一切、話題にならなかった」女性ファンを実家に招いた過去を告白

　お笑いコンビ「ニューヨーク」が、11日までにYouTubeチャンネルを更新。過去に行った“無茶な”ファンサービスを暴露した。 　これまで15回、単独ライブを行ってきたニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政。屋敷は「結構、俺ら、チケット売るためにいろんなことやってたな」と振り返り、嶋佐も「相当、無茶なことをやっていたんですよ。一切、話題になってないですけど」と同調したことから、過去のファンサービスについてトークが弾んだ。

　屋敷は「俺ら、単独のチケットを売りた過ぎて、ファンと富士急行ってるからね」と暴露。さらに、「ファンとお前の実家にも行ったしね」と、まさかの過去を打ち明けた。

　この出来事は、2019年に単独ライブを開催した時のこと。当時2人にとって初めて3日間の単独ライブということもあり、チケットをさばくことにシビアになっていたという。「4公演あって、800～900人いれないといけなくて、なかなかその当時の俺らではさばけなかった」という状況だったことから、「何か話題になることをやろう」と決意。さまざまなアイディアを練りだした。

　その中で、ライブＴシャツのデザインをファンから公募し、採用された人へ「米・ニューヨーク旅行をプレゼント」という企画を実施。実際に、ファンにニューヨーク行きの航空券が手渡された。

　屋敷は「これ、話題になっていいやん。ニューヨーク旅行プレゼントって。これが話題になりまくって、ネットニュースにもなって、ニューヨークがとんでもないことをやりだしたぞってなってくれたら…」という気持ちだったというが、当時は一切話題にならなかった。嶋佐も「記事とか出してくれるかなって思ったら、一切…全然話題にならなかった。芸人仲間も、誰一人触れてこなかった」と、期待外れの結果に終わったと吐露した。

　さらに、もう一つのアイディアとして、ポスターに使用されなかった宣材写真を使用したトレーディングカードを販売。トレーディングカードにはスクラッチを添付し、当選者には「ライブの公演終了後に打ち上げに行く」という特典をプレゼントした。だが、これも一切話題にならなかったという。

　このスクラッチは複数の当たりがあり、一部の当選者とともに富士急ハイランドに行ったと告白。嶋佐は「しかも、ただ富士急を楽しむだけじゃなくて…富士急、僕の地元なんですけど、朝から昼過ぎまで楽しんだあとは、ファン3人を僕の実家に招いて、僕の母の手料理を食べていただくという」と、驚がくのファンサービスを明かした。

　2人は、女性ファンと富士急を楽しんだ当時の写真を公開。屋敷は、「お前のオカン、馬刺しとかメロンとかめっちゃ出してくれたよな」と感謝したが、嶋佐は「よく吉本、OK出してくれたよな。こんなの聞いたことない」と、しみじみと振り返った。