栗山英樹氏　大谷翔平の3度目球宴で1三振1四球に「落ち着いてやっている…自分の場所なんだって」

　MLB（大リーグ機構）のオールスター・ゲームが11日（日本時間12日）、米ワシントン州シアトルのTモバイル・パークで行われた。3年連続3度目の出場となったエンゼルス・大谷翔平投手（29）がア・リーグの「2番・DH」で先発出場。第1打席は空振り三振、第2打席は四球で出塁し、6回の打席で代打を送られて交代した。 　テレビ朝日系列では、試合の模様を生中継。スポニチ本紙評論家で、西武や中日、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏が、元ヤクルト監督の古田敦也氏とともに現地の米シアトルで解説、東京のスタジオでは、今年3月のWBCで侍ジャパンを世界一に導いた元監督の栗山英樹氏がゲスト解説を務めた。

　栗山氏は、大谷の2打席について「本塁打見たいとか、そういうのはもちろんあるんですけれども、凄く落ち着いて、このオールスターという凄いところにいって、自分らしく落ち着いて野球をやっている雰囲気が凄くよかったなっていう、自分の場所なんだっていう感じになってきたなあっていうのはよかったですね」と話した。

　大谷は、栗山氏が日本ハムの監督だった時の選手で、3月のWBCでも投打でフル回転して優勝に貢献した。