3000匹のモグラの物語を4人で演じる舞台「モグラが三千あつまって」公開稽古 栗原類は「楽しい」

2023年07月12日 16:38

芸能

3000匹のモグラの物語を4人で演じる舞台「モグラが三千あつまって」公開稽古 栗原類は「楽しい」
東京・初台の新国立劇場小劇場で舞台「モグラが三千あつまって」の公開稽古を行った、前列左から、小日向星一、吉田美月喜、富山えり子、栗原類。後列左から、振り付けの近藤良平氏、演出の長塚圭史氏、音楽の阿部海太郎氏 Photo By スポニチ
 女優の吉田美月喜(20)や栗原類(28)らが12日、東京・初台の新国立劇場小劇場で舞台「モグラが三千あつまって」の公開稽古を行った。
 児童書が原作で、モグラが食物を守るためにイヌやネコと戦う物語。出演するのは4人だけで、それぞれがモグラ、イヌ、ネコなどさまざまなキャラクターを演じる。吉田は「魅力的で引きつけられるキャラがたくさん」と話し、好きなシーンは「イヌのシーンで、すごい体力を使う。体力を使うからこそ演じていて楽しい。その熱が伝われば」と笑顔で話した。

 一方、栗原は「1人6役以上で、早替えや移動もテンポよくやらなければならない。稽古の序盤は、この戦場で生きて帰れるかなと心配になった」と漏らしつつ、「毎日楽しんでいられる。しんどい中でも楽しい気持ちを忘れずに過ごしています」と話した。

 演出・上演台本を手がける長塚圭史氏は、原作について「僕が9歳の頃に読んだ児童文学。強い衝撃を受けて記憶に残っていた」と明かした。3000匹のモグラがネコやイヌから食物を守る話だが、「(舞台は)6人いれば出来てしまいそう。4人だと難しい。困難を選びました」と笑った。

 同所で14日に開幕。30日まで。
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