ASKA、山下達郎の発言を擁護「『性暴力』を容認したんじゃない」「揚げ足とるようなことはヤメて」

　ミュージシャン・ASKA（65）が10日に自身のツイッターを更新し、シンガー・ソングライターの山下達郎（70）のラジオ発言についてコメントした。 　音楽プロダクション「スマイルカンパニー」を巡っては、所属していた音楽プロデューサー・松尾潔氏が今月1日、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題についてメディアで言及したことを理由に、業務委託契約が途中で終了したとSNSに投稿。同社に所属し、ジャニーズ事務所に多くの楽曲を提供してきた歌手・山下も会社の判断に同意したと主張した。

　これを受けて山下は9日のTOKYO　FM「サンデー・ソングブック」で、「私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません」と説明。また「性加害が本当にあったとすれば、それはもちろん許し難いことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます。しかし、私自身がそれについて知っていることが何もない以上、コメントを出しようがありません。自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であります」などと発言していた。

　ASKAはこの件について「達郎さんは『性暴力』を容認したんじゃないだろ。『バイバイ』と言って去った方には、他にも問題があったんじゃないだろうか。僕は、その人のことは知らないが。揚げ足をとるようなことはヤメて、普通に考えようよ」とツイートした。