愛之助 妻・藤原紀香「来ると思います」9月永楽館歌舞伎&“お練り”へ意気込み語った

2023年07月12日 19:07

芸能

愛之助 妻・藤原紀香「来ると思います」9月永楽館歌舞伎&“お練り”へ意気込み語った
「第13回永楽館歌舞伎公演」をPRする片岡愛之助 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の片岡愛之助(51)は12日、大阪市内で「第13回永楽館歌舞伎公演」(9月22~26日、出石永楽館)の記者懇親会に出席。「永楽館の一体感はどこよりも強い芝居小屋。ライフワークの位置づけ。役者を続けている限り永楽館歌舞伎を続けたい」と意気込みを語った。
 兵庫・豊岡の「出石永楽館」は1901年建設の現存する近畿最古の芝居小屋。64年に閉館となったが、2006年から丸2年かけて復元工事を行い、08年8月1日から5日間、愛之助一座によるこけらおとし大歌舞伎が開催された。

 それ以来続く公演も新型コロナ禍で20年から開催中止。「歌舞伎がストップして、寂しくてむなしくて悲しかった」と舞台ができない苦しさを愛之助も味わったが、4年ぶりの公演復活。368席の小さめの芝居小屋で、客席と演者が近く「永楽館は“密”が売りだから」と公演の再開をずっと危惧していた。

 今回は「菅原伝授手習鑑 車引」と「お目見得 口上」、さらに「釣女」を演じる。「車引」では舎人梅王丸に。14年前にも演じた題目で「上方のやり方の車引をやります」とセリフ、動きも上方流に。口上は「アドリブの固まりみたいで、皆さんに楽しんでいただいてる。普段見られない唯一無二の口上。毎回しゃべることが自由で、悩むことも」と愛之助のフリートークにも注目が集まる。「釣女」は「明るく、笑って、誰が見ても分かりやすい」と選んだ。

 公演初日を前に、出演者が人力車に乗ってファンの間を進む恒例の“お練り”も「心の中で密かに思ってたけど。できればやりたい」と何度もアピール。16年には当時、結婚したばかりの藤原紀香(52)がお練りを見守る姿があったが「妻がお練りをするんじゃないけど。来ると思います」と明かした。
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