たかまつなな ryuchellさん追悼 誹謗中傷に「何もできなかった自分が悔しい。電話を鳴らせば…」

2023年07月12日 21:49

芸能

たかまつなな ryuchellさん追悼 誹謗中傷に「何もできなかった自分が悔しい。電話を鳴らせば…」
たかまつなな公式インスタグラム(@takamatsunana)から
 元NHK職員でお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(30)が12日、自身のツイッターを更新。この日、死去したことがわかったタレントのryuchell(りゅうちぇる、本名比嘉龍二=ひが・りゅうじ)さん(27)を追悼した。
 たかまつは「ryuchellさん、心よりご冥福をお祈りいたします。正直、早すぎて、悲しすぎますし、受け入れられません……」と明かした。

 また「よくバラエティ番組で共演させていただき、高学歴vsという構図の中で、喧嘩することが多かったのですが、いつもオチをつけてくださりました。ryuchellさんがいるバラエティ番組の収録は、本当に楽しかったです。裏では、ずっと応援していると声かけてくださり、私の活動にも共感してくださり、実際にたくさん助けていただきました。本の感想もご丁寧に送ってくださったり、それをご自身での番組でもおっしゃってくださったり、カメラが回っていないところでも温かい言葉をたくさんかけてくださり、心が折れかけた時に何度も立ち上がれました。心強かったです」とした。

 ryuchellさんは昨年には、たかまつのYouTubeチャンネルにも出演。「素敵な言葉をたくさん紡いでくださりました。動画のテーマが、生きづらさを抱える人にメッセージをいただくということだったんです。諦める、割り切る、逃げる、戦わない。ryuchellさんが書かれた本が素敵で、動画にさせてほしいとお願いをしました。『ななさんのことは、応援しているから、もちろん出ます』と快くお引き受けくださりました」と明かした。

 たかまつは、昨年ryuchellさんが妻でモデルのpecoと「新しい家族の形」として夫婦からパートナーとして歩んでいくと発表した時には「ryuchellさんの自分の発信で、社会の多様性を認め価値観をアップデートされようとする姿、いつも勇気をいただきます」とコメント。「取材させていただいた時に、こういうパパがいてもいいんだ、こういう男の人がいてもいいんだと伝えていきたいとおっしゃっていた。新しい家族の在り方、応援しています」とエールを送っていた。

 それだけに「yuchellさんへの誹謗中傷をよく見かけており、誹謗中傷の辛さを知っていながらも、何もできなかった自分が悔しいです。電話を鳴らせばよかった、もっと声を聞きたかったです。ryuchellさんがくれた愛と紡いだ言葉を忘れずに、ryuchellさんがしてくれたように困っている人を見つけたら声かけして応援する、そんな素敵な人に私もなりたいです。ryuchellさんに救われた人は私だけではなくたくさんいらっしゃるはずです。たくさんの愛をありがとうございます。どうか安らかにおやすみください」と思いを吐露した。

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