安住紳一郎アナ　ryuchellさん死去「立派な仕事をされていた」　視聴者「安住アナの気配りに感謝」

　TBSの安住紳一郎アナウンサー（49）が13日、同局のメインキャスターを務める朝の情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）に出演。視聴者への配慮の言葉で称賛の声が出ている。 　番組ではこの日は「ニュース関心度ランキング」のトップニュースとして、前日に亡くなったタレントのryuchell（りゅうちぇる、本名比嘉龍二＝ひが・りゅうじ）さんの訃報を伝えた。

　安住アナは「まずは訃報からお伝えします」と前置きした後で「今から10分ほどこのニュースをお伝えします。悲しいニュースなんでね、ちょっと朝から少し気分がすぐれないという方は、10分ほど経ってからまたテレビの前に戻ってきてほしいと思います」と視聴者に呼びかけた。

　その後、ryuchellさんのこれまでの経歴や活動、11日に放送されたラジオでの発言を振り返った上で、「もちろん私たちが言うまでもなく、バラエティー番組に登場したあの本当に底抜けに明るいキャラクターで、たくさん楽しませてくれましたし、また一方で、社会に対してさまざまな感情を持ち、最近はその思いを等身大で語るという活動をされていました。本当に立派な仕事をされていたと思います」としのんだ。

　また、江藤愛アナウンサーも「このニュースで本当にショックを受けている方もいるかと思います。私もラジオを聞いた時に、ryuchellさんは“強くなくていいんだ、弱い場所を見せればいいんだ、それが大切なんだ”と話していました。どうか皆さんが今、抱えている思いを身近な方、そして誰かに話してもらえたらと思います」とコメントした。

　安住アナの「10分ほど経ってからまたテレビの前に」の呼びかけにはSNSも反応。「安住アナの配慮はとても素晴らしいと思う」「安住アナ、『10分ほど経ってから帰って来てね』とのアナウンス、感謝です。すごく助かります「安住さん、その気配りに感動した」「安住さん気遣いすごい」「朝から悲しいニュースなので、気分が落ち込んでしまう方は?って安住さんそういうとこ」「安住さんが言ってくれてとてもありがたい。」「安住さん、凄く視聴者に真摯なMCさんだなぁと。もともと素敵なアナウンサーさんだなぁと思ってたけどさらに好きになった」「本来の職責なら言ってはいけない言葉だろうに、それでも言ってくれる優しさ」「安住さんの心配り　優しいな」「配慮がありがたい」「安住アナの視聴者への訃報を伝える時の配慮素敵やん？」などの声があふれている。

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