はるな愛、生放送でryuchellさん追悼　声震わせながら「憶測で人を追い込むのはやめてほしい」

　タレント・はるな愛（50）が13日に木曜パートナーを務める文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）に生出演し、12日に死去したタレントのryuchell（りゅうちぇる、本名比嘉龍二＝ひが・りゅうじ）さん（27）を追悼した。 　番組でこの話題を取り上げると、はるなは「ryuchellのこういうことでコメントするなんて、本当に思わないくらいショックを受けていました」と悲痛な思いを吐露する。

　「結婚して、お子さんが生まれて。pecoちゃんと家族ですごく話し合って“自分らしく生きたい”という思いも、みんなで応援していくというスタンスをとって。これからね、私は本当に新しい時代を作ってくれると思っていた」と、2人が掲げていた“新しい家族の形”に期待していたという。

　「でも、そこでネットでね…もうやめませんか?みんなで憶測や予測や、そういうことだけで、人のことを追い込むのは。それぞれで家庭の事情は違うのに、自分たちのものさしで測って追いつめるのはね。それがまだ原因っていうことはわかってないけども。それを言った人って心が埋まらないと思うし、そういうことはやめてほしい」と語気を強めていた。

　また「やっぱり社会が、いろんな人がいるんだってことをもっと認めてくれていたらね。社会につながるとか、必要とされるというのが生きていくことの大きな力の1つだと思うんですよ。そこがやっぱり日本はまだ理解されていない、遅い」とも。

　「いろんな意見はあってもいいけど“それぞれが生きていい”っていう社会を、国に認めてもらえたらね、もっと生きやすさが生まれる人がいっぱいいると思うので。まだまだ出来ることはあると思うので、こんなつらいニュースは増やさないでいただきたいと思います」と、最後は声を震わせていた。