長嶋一茂　闇バイトのネット広告に「そろそろオートマチックで削除できるようなシムテムの導入を」

　元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂（57）が14日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜前8・00）に出演。13日午前11時過ぎ、甲府市丸の内1丁目の商業施設内の貴金属販売店「トレジャー」に、バールを持った複数の男が押し入り、ショーケースをたたき割って高級腕時計など24点（計約2200万円相当）を奪った強盗事件について言及した。 　事件発生から1時間40分後に、山梨県警は強盗の疑いで、自称、静岡市葵区岳美の無職の男（42）と、実行役とみられる男3人を逮捕した。県警によると、無職の男は現場まで車を運転してきたとみられ、「“闇バイト”に応募した。他の3人と面識はなく、強盗をやるとは思っていなかった」との趣旨の供述をしている。被害品は見つかっていない。事件によるけが人はいなかった。男3人は逃走中に東京都内の電車内で確保された。

　貴金属販売店はJR甲府駅から南に約500メートル、山梨県庁に近い市中心部にある。商業施設がある商店街のホームページによると、店は高級時計の販売や買い取り、修理の他、金などの買い取りをしている。

　一茂は、闇バイトのネット広告に「インターネットの掲載がイタチごっこなのは分かるけども、闇バイトというのがあったら、それはオートマチックで削除できるようなシムテムというか、もうそろそろ導入できるのであれば、していただきたいなと思いますね」と言い、「例えばここに朝日新聞がありますけど、朝日新聞に闇バイトの掲載なんかするわけないじゃないですか。インターネットはある意味便利なんだけれども、誰でも彼でも使えちゃうっていうところにデメリットもあるわけ。落ち度もリスクもあるわけですから、インターネットは誰でも彼でも何でもかんでもということではないような時代がそろそろ来てほしいなと思いますけどね」と自身の思いを話した。