マシンガンズ滝沢 ゴミ清掃員芸人となったきっかけ 仕事なく「お笑い廃業しようかな」も…

2023年07月15日 18:19

芸能

マシンガンズ滝沢 ゴミ清掃員芸人となったきっかけ 仕事なく「お笑い廃業しようかな」も…
「マシンガンズ」の滝沢秀一 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「マシンガンズ」が14日放送のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月1~3金曜後9・30)にゲスト出演。滝沢秀一(46)が仕事がなく苦しかった当時の生活について語った。
 マシンガンズは46歳の滝沢と48歳の西堀亮からなるコンビで1998年に結成し25年となる。2003年に太田プロに所属すると、06年にはWツッコミを確立しプチブレークを果たした。その後低迷したものの12年から滝沢はゴミ清掃員芸人となり、これまでに書籍13冊で累計20万部以上を売り上げ。23年には「THE SECOND」で準優勝を果たした。

 マシンガンズはプチブレークを果たした06年の後、08年頃までは「エンタの神様」や「爆笑レッドカーペット」などのお笑い番組に出演し、週1ペースで新ネタを作っていたという。当時は年収は「700万円ぐらい」と滝沢が話せば、「人におごれるぐらいはあったから」と西堀。

 しかし2010年あたりになると、立て続けにこれらのネタ番組が終了、「頼みの綱の営業が激減、収入低下で貯金ゼロ!暗黒期突入!」の状況に陥ったという。滝沢は「ネタ番組なくなったら、新ネタ作る意味ねえじゃん!」と思ったといい、ネタを作らないようになり、仕事の意欲も低下していたとした。

 そんな中、2012年に滝沢は妻の出産を機に生活費を稼ぐためにアルバイトを決意。「子供が欲しかったのでうれしかったんですけど、貯金がゼロのタイミングだったんですよ」とし、当時について「俺なんか食いつなぐために親がかけてくれた保険みたいなのを解約して、その解約金で食いつないだりとか。あとはクレジットカードのポイントみたいなの、(新たに作ると)3000ポイントとか、5000ポイントとかくれるじゃないですか。10枚ぐらい作ってそのポイントでベビー用品とか買ったりとか」と回顧した。

 さらに当時36歳になっていた滝沢はアルバイトを探す際には「9社全て落とされる」という経験も。「東京でも36歳になるとアルバイト見つからないんですよ。居酒屋とかカラオケとかパン屋とか工場とかいろいろ見つけたんですけれども、お笑いをやりながらっていうのがダメなんですね。週5回体を開けられればいいけど」と滝沢。

 「どうしようかな、お笑い廃業しようかな」とも思ったというが、「(お笑いを)やめた友達はいっぱいいるから、そいつの口利きでアルバイト入れてもらったのが、たまたまゴミ清掃員だったんですね」と明かした。「今は環境の問題とかの研究してたりもするんですけど、元々はゴミに何にも興味はなかったんですね」と話した。
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