【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第26話 道化を演じた“逆さ家康”ついに化けた神の君
2023年07月16日 17:01
芸能
衝撃のラスト。「信長を殺す。わしは、天下を獲る」。そして映し出された「本能寺の変まで、あと46日。」の文字。
早くもSNS上では戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)の「家康黒幕説」「秀吉・家康の密約説」など、さまざまな考察が飛び交った。
「え~び~すくい えびすくい~」「男なら せめてなりたや 織田家臣~」
「天下布武 天下布武~」「上様の 天下めでたき 日本晴れ」
富士遊覧では、忠臣たちの不信感もどこ吹く風。信長の前で媚びへつらい、笑顔はじける全力のえびすくいを披露するなど道化を演じ切って“大接待の旅”を大成功に導いた。しかし、湖に映し出された逆さ富士のように、家康の心の奥底には決して表に出さなかった真の目的が――。
信長は言った。「化けおったな」
最愛の妻と長男を亡くした悲劇から3年。白兎と言われた「弱虫・泣き虫・鼻垂れ」の家康の覚醒を石井さんが描く。
昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。
◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。