岩崎良美 コロナ禍で仕事なくなり60歳で大学院へ「絵本のビジネスで修論書きました」

2023年07月17日 17:09

芸能

岩崎良美 コロナ禍で仕事なくなり60歳で大学院へ「絵本のビジネスで修論書きました」
岩崎良美 Photo By スポニチ
 歌手の岩崎良美(62)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に姉で歌手の岩崎宏美(64)とともにゲスト出演。60歳で大学院へ進学し、リスキリング(学び直し)をしたことを明かした。
 司会の黒柳徹子から「コロナ禍で大学院でお勉強し直したんですって?」と聞かれた良美は「何もお仕事がなくなってしまって、どうしようかなと思った時に、桜美林大学が社会人枠というか、大学を出ていなくても(入れる枠があって)」と告白。「ちょうどデビュー40周年でコロナ禍でコンサートもお仕事も全部無くなったので、経営学も勉強したら“もしかしたら自分の50周年の時に何かもっと光り輝けるんじゃないか”と。それでちょっとお勉強してみようかなと」と明かすと、宏美も思わず「えらいですよね」とポツリ。

 良美は「高校出たのが40年ぐらい前だったので、今だったら成績表だったり、卒業証明書はコンピュータで簡単に出るんですけど、まだ手書きの時代ですから、堀越学園に行って、“それがほしいんですけど”って言った時に最初は凄く“時間がかかる”って言われて。そうすると、願書に間に合わなくて“何とか間に合わせてほしい”ってお願いして、急いで用意してくださって。後は自分が何を研究したいのか、っていうのを書いて、それから面接を受けて“どうしてもこの学校で勉強したいんです!”っていうのを強く言って、入れていただきました」と振り返った。

 専攻は経営学。昨年秋に無事に卒業しており、「本当は自分自身を1つの商品としたいと思ったんですけど、とても難しくて、私は長い間、『おさるのジョージ』という子供番組のナレーションというか、語り手をやらせていただいていたので、3歳から9歳の子どもたちをターゲットで絵本のビジネスということで、修論(修士論文)を書きました」とキッパリ。「幼稚園6カ所で、自分で書いたオリジナル絵本を作って、読み聞かせをしてアンケートを取ったりとか、それをどういうふうにビジネス化していくか、というようなことを書きました」と説明した。

 在学中は睡眠時間を削っての猛勉強の日々を過ごしたという。「3時間も眠れなかったですね」としみじみ。「最後の授業が終わって、バスがなくなった時は、宏美がよく“迎えに行こうか?”って言ってくれて、よく迎えに来てくれて。本当に2時間睡眠で課題を(こなしていた)」と懐かしんだ。

 そんな良美の話に、黒柳も「えらいわね~」「凄いわね~」と感心するばかりだった。
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