メイクもネイルもポニテも禁止だった…大林素子が変えたバレー界のルール「奇麗=悪みたいな感じで」

2023年07月17日 22:22

芸能

メイクもネイルもポニテも禁止だった…大林素子が変えたバレー界のルール「奇麗=悪みたいな感じで」
大林素子 Photo By スポニチ
 元バレーボール全日本代表でスポーツキャスター・タレントの大林素子(56)が15日放送のTOKYO FM「SUBARU Wonderful Journey~土曜日のエウレカ~」(土曜後5・00)にゲスト出演。日本のバレーボール界にあった厳しいルールを変えたことを明かした。
 八王子実践高時代から全日本に選出され、1988年ソウル、92年バルセロナ、96年アトランタの五輪3大会でエースとして活躍した大林。日本人初のプロ選手としてイタリア・セリエAでプレーするなど先駆者としてバレー界に名を残したが、プレー以外の面でも“改革”したことがあったという。

 当時のバレー界は、コートではすっぴん、髪を伸ばしたり染めたりはNG、ネイルやジュエリーは禁止…などおしゃれの面で厳しいルールがあった。「日本代表になると“チャラチャラするな”っていう、“おしゃれより戦え”みたいな風習で、奇麗にすることが悪みたいな感じだった。髪の毛を触ってると“何チャラチャラしてるんだ”みたいに言われてしまって」。ポニーテールなど高い位置で髪を結ぶとネットに触れてしまうという理由から、髪の毛を伸ばしても低い位置で束ねなければならなかったという。

 しかしバレー漫画「アタックNo.1」の主人公・鮎原こずえに憧れていた大林は「ポニーテールだろう!」と決意。「自信がないとできなくて。トップにいったときにやりました」と誰もが認める実力を付けてから“ポニーテール革命”を敢行したという。「ゴムの色も黒、茶色、紺しかダメだったんですけど、ユニホームの色に合わせて赤白にしました」と大林。それをきっかけにバレー界に華やかでカッコいいイメージが浸透していったといい、「今はかわいい選手も多いし。コートの中で美しくいたいというのはセリエAで学びました」と話していた。

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