いしだ壱成 親子初共演映画「散歩屋ケンちゃん」でやらかした?寺井監督が暴露

2023年07月18日 05:00

芸能

いしだ壱成 親子初共演映画「散歩屋ケンちゃん」でやらかした?寺井監督が暴露
池袋シネマ・ロサで行われた映画「散歩屋ケンちゃん」の舞台挨拶。左から寺井広樹監督、林有三音楽監督、友川カズキ、谷口礼子 Photo By スポニチ
 石田純一(69)、いしだ壱成(48)の父子初共演などで話題の映画「散歩屋ケンちゃん」の舞台あいさつが17日、東京・池袋のシネマ・ロサで行われ、主題歌を歌ったフォーク歌手の友川カズキ(73)、寺井広樹監督(43)、音楽監督の林有三氏(68)が登壇した。出演女優の谷口礼子(40)をMCに、撮影の裏話などで盛り上がった。
 思わぬ暴露が飛び出したのは、作品のメーンビジュアルで、壱成が純一の座る車椅子を押す場面。

 林氏が、自らASKAの「歩くたびに透き通る風」をカバーして流した場面で、「あそこは見どころで、ジーンと来た。あのシーン泣けるじゃない?」とゾッコンぶりを語ると、寺井監督がポツリ。「あの場面の撮影直後、実は壱成さんが近づいて来て“残念ですけど(股間の)チャック全開でした”と明かされたんですよ」。場内に流れる微妙な空気を察し「あ。でも、モニターをチェックしたら映ってなかったので…大丈夫です。余計なエピソードでしたかね」と苦笑いだった。

 林氏は「登場人物それぞれに合った音楽をイメージして挿入した」といい、壱成に関しては「ちょっと突っ張った雰囲気が、コミカルに感じるようにも意識した。彼も、いろいろなことを経験しただろうけど、本質的にはあったかい人。ツンデレだけどね」と語った。

 千葉県銚子市の銚子電鉄100周年を記念した応援映画。壱成は「散歩屋」を始めたケンちゃん役、純一はその父でグルメ漫画家を演じている。友川は、散歩屋の客役でも出演。MCの谷口は純一の担当編集者を演じた。このほか「包丁人味平」などで知られるビッグ錠氏(83)や、ホラー漫画の大家・日野日出志氏(77)、“ホラーの女王”と呼ばれた女優の佐伯日菜子(46)、コラムニストの辛酸なめ子氏や、個性的な顔ぶれも話題になっている。

 撮影の半分は銚子で、もう半分は東京都八王子市で行った。寺井氏が「八王子で映り込んだ自動車のナンバープレートを“銚子”にCG加工しています。銚子ナンバーなんてないんですけどね」と明かすと、友川氏が「そんなところに無駄遣いしてるから我々のギャラが少なかったのか!」とジョーク交じりに突っ込む一幕もあった。
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