武井壮 「努力を押しつけるな」の声に持論「努力で全ては叶いません」法曹、甲子園…挫折した過去明かす
2023年07月18日 14:01
芸能
これに“努力すれば金メダルとれるのなら、日本人はなんでマラソンでアフリカ人に勝てないんですか”と反論されると、武井は「じゃ仕事頑張ったら全員がスティーブ・ジョブスやイーロン・マスクになれるとでも思うか?なれねえから仕事しねえのか?馬鹿なこと言って甘えてんじゃねえよ」と一蹴した。
続けて「オレのツイートに『努力を押し付けるな』とか勘違いリプしてくるやつおるが、そんなことひとつも思ってないから安心しろよ。『頑張りたい』と思ってる人にだけ伝えようとしてるから、頑張れない、頑張りたく無い、頑張ることが苦しい人は無視してくださいな。努力で全ては叶いませんから」とツイート。
「ただ、努力をすれば今より少し力が伸びるよ、それだけです。自分の最高到達地点が上がるだけで、スターやヒーローに誰もがなれる!などとは1ミリも思ってません」といい「そして、オレが努力で手に入れた能力を、運だの生まれつきだの言ってるやつらに言っとく!だとしたらラッキー!これからもその自分の素養を生かしてガンガン努力すっから任せとけ!」とつづった。
さらに「そう、世の中には努力だけでは叶わないものが沢山あるよ」と投稿。「オレも中学時代は法曹を目指したけど、勉強して特待生を取るのに必死で心が折れたし、高校野球で甲子園行きたかったけど、親がいなくて飯も食え好き身体も育たなかったし、お金が無さ過ぎて勉強して学費を捻出しなければならず、寮生活を諦め、退部した。大学でもアメフトやりたかったけど、装備が買えず金のかからない陸上にした。陸上の後、ゴルフにチャレンジしたけど、スポンサーが終わったらもうお金無くて練習すらできずプロの道は一旦諦めた」(原文ママ)と挫折した過去を振り返った。
しかし「それでもなんとかしたくて稼ぎのいい仕事に就くための能力を磨いて芸能界へ進み、自分で稼げるようになってやっとゴルフが自由にできるようになって、去年から練習をはじめて、本気でチャレンジしてやっとティーチングプロのじつぎしけんに50歳で辿り着いた」という。こうした経験を踏まえ、武井は「それを恵まれてると言うなら、そうなんだろうな笑 オレはどんな環境でも生き抜いてしまう、そう言う生き物だからな!」とコメントした。