文化放送　地域連携型イベント「浜祭」を4年ぶりにリアル開催「新しい『浜祭』を展開したい」

　文化放送が18日、東京・浜松町の同局で定例社長会見を行い、11月3日に地域連携型リスナー感謝イベント「浜祭」を2019年以来、4年ぶりにリアルイベントとして開催すると発表した。 　増上寺に作られた特設ステージでの公開生放送をメインとし、ラジオ局開催イベントの中でも内容、規模、集客力ともに唯一無二の盛り上がりを目指し、関東では最大級の放送局・地域連携イベントとなる。2019年以降はコロナ禍でリアルイベントとしての開催は中止していた。

　今回のタイトルは「好きがつながる！もっとひろがる！浜松町ハーベストフェスタ―浜祭―2023」。浜祭を象徴する増上寺大殿を使ったステージには平日ワイド番組「おとなりさん」（月～金曜前8・00）、「くにまる食堂」（月～金曜前11・00）、「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）、「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」（月～金曜後3・30）の公開生放送を実施するほか、同局のパーソナリティー、アナウンサーが集結し、来場客を迎える。

　また、会場は増上寺のほか、都立芝公園、文化放送1階サテライトプラス、12階メディアプラスホールにてフードイベントや番組イベント、ライブなども実施する。

　同局の斉藤清人社長は「文化放送が大切にしてきた“つながり”というものが今回のキーワード。皆とつながることによって、人とつながって、世界とつながるということを文化放送はこれまでも大切にしてきましたし、これからも大切にしていきたい。そうした思いで『浜祭』となりました」と説明。「コロナ禍の中、『浜祭』がなかなかリアルで開催できない時に“『浜祭』はいったん役割を終えた”とあらたなフェーズに入ると申し上げた。今回『浜祭』という名前は踏襲いたしますが、今は“好きがつながる文化放送”、それをもっとひろげるということで、何か社会のお役に立ちたいと思います。その思いがこのお祭りの中に要素してあります。具体的には子どもの居場所を作ったり、貧困解消、そうした社会課題の解消に向けた取り組みや仕組みを実現したい。『浜祭』に参加した人が何か困っている人、生活弱者、そういったものへ役に立つという意味合いを持たせた、新しい『浜祭』を4年ぶりに展開してきたい」と力を込めた。