市川猿之助容疑者 “最大の疑惑”ビニール袋見つかっていれば…
2023年07月19日 04:40
芸能
猿之助容疑者は眠った両親にビニール袋をかぶせたとされるが、捜査関係者によると、事件に関わるごみは現場で見つかっていない。自ら処分したという説明通り、事件後、自宅近くのごみ捨て場に包装容器やビニール袋と思われるものを捨てる姿が防犯カメラに写っていた。
仮にビニール袋が現場に残されていた場合は捜査にどのような影響を与えたのだろうか。亀井弁護士は「ビニール袋が破かれたり、爪でひっかいたような跡があったならば嘱託殺人など別の罪に問われていた可能性がある」と指摘。元東京地検検事でレイ法律事務所の西山晴基弁護士も「供述を裏付ける証拠になるため命を奪おうとした評価に振れて罪や量刑が重くなった可能性がある」と説明。2人の元検事の見解を踏まえると、どんな罪に問えるか重要な鍵となる物証だったことは間違いない。
なぜ捨てる必要があったのか、これまで明らかにされていない。こうした疑惑が残ったままだとしたら、たとえ歌舞伎や演技の仕事に復帰できたとしても負のイメージがつきまとうことになりそうだ。