武田鉄矢　大ヒットした「101回目のプロポーズ」の役作り「全部笑い狙ってた」「トレンディドラマに…」

　俳優の武田鉄矢（74）が19日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲストとして生出演。1991年の大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」での役作りについて語った。 　この日はものまね芸人のホリとともにゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。ホリが「101回目のプロポーズ」での武田演じる星野達郎が砂場で足を取られながら歩く様子をコミカルに再現すると、武田は「でも『101』は狙えるところは全部、笑い狙ってた」との意外な意図を告白した。

　MCの「ハライチ」澤部佑が「ちょっと過剰にやるみたいな」と尋ねると、武田は「そうそうそう。おなかの中でつぶやいたのは、“トレンディドラマにするもんか”って。流れが凄い主役の女優さん（浅野 温子）がそうだったんで。やっぱ振られる男としてはそっち(笑い)の方に持ってった方がいいって言って、工事現場でばーっと歩いてたら、べたつく方のガムテープを踏んで、それをずーっと引きずりながら気づかず歩くとか、ああいうのやってたよ」と振り返った。

　澤部が「今までのトレンディドラマとはやっぱり違うようにしようと」と話すと、武田は「そうそうそう。やっぱり前の傑作が『東京ラブストーリー』だったんで、男女ともに同じ流れに乗ったんじゃつまんないんで。自分は反対側に回り込むんだって」と説明。「ハライチ」岩井勇気は「それが役に愛嬌(あいきょう)が出てくるという感じになったんですね」と感心していた。