東京力車 故三波春夫さんの墓前参りで新曲発売報告「大切な曲を未来に届けたい」

2023年07月20日 00:00

芸能

東京力車 故三波春夫さんの墓前参りで新曲発売報告「大切な曲を未来に届けたい」
三波春夫さんの墓前参りをした東京力車と、川中美幸(左から2番目)、三波さんの娘・夕紀さん (撮影・小田切 葉月) Photo By スポニチ
 東京・浅草で人力車を引っ張っている車夫による男性ユニット「東京力車」が19日、杉並区の堀ノ内妙法寺で新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」の発売記念イベントを行った。
 所属レコード会社の大先輩である演歌歌手三波春夫さんの曲に挑戦する3部作の最後の作品。1970年の大阪万博のテーマ曲「世界の国からこんにちは」を、音楽クリエーターのヒャダイン(42)が新たな曲に作り上げた。この日は三波さんの生誕100周年の日であり、新曲の発売日。メンバー全員で墓前参りをし、リリースを報告した。

 リーダーの石橋拓也(31)は「三波さんの日本を大切にという気持ちを発信していきたい」とし、白上一成(29)は「日本のいいものを継承して、新たな形で世界に広めたい」と笑顔。田井裕一(29)も「人間が持つ底力を三波先生が思い描いたように、大切な曲を未来に届けたい」と語った。

 新曲のコーラスとして参加した歌手の川中美幸(67)もイベントに参加。「今日は保護者の気持ちです」と話し、取材会ではメンバーをフォローする場面も。報道陣から「東京力車の活動を通じて、人力車に乗るお客さんは増えたか?」という質問に対し、田井が「全国の仲間(ファンの呼称)たちが予約してくれて2~3カ月待ち。嬉しい限りです」と話す。そこですかさず川中が「CDの予約もお待ちしてますってアピールしなきゃ!基本だよ!」と指摘。3人は「CDの予約もぜひ!」と語っていた。
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