谷原章介　9歳娘に下剤飲ませた共済金詐欺容疑の女に声震わせ「虐待を超えていると思う」

　俳優の谷原章介（51）が20日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。娘（9）に食事を与えず低血糖症で入院させ、共済金を詐取したとして母親が詐欺容疑で再逮捕された事件についてコメントした。 　再逮捕されたのは大阪府大東市のパート従業員の女（34）。捜査関係者によると、女は娘に食事を与えず、下剤を飲ませたとして傷害罪で2回起訴されており、府警の取り調べに「ご飯を食べると吐くから『食うな』と言った」「私は悪くない」などと供述している。起訴状などによると、娘が入院中の1月22日と同25日の面会中、医師らの隙を見て下剤を飲ませて下痢にさせたとしている。入院前にも病院の駐車場や自宅で飲ませ、体調不良の期間の長期化を図ったとみられる。

　再逮捕容疑は低血糖症にさせた娘を入院させ、入院時に支給される共済金6万円を協同組合から詐取した疑い。府警は女が2018年春以降、娘を43回にわたり計332日間入院させ、協同組合など3機関から共済金など計約569万円を詐取したとみている。

　番組でこの事件を報じるのは前日に続いて2日連続で、谷原は「女の子がちゃんと保護されて本当に安心しました」と安どの表情を見せ、声を震わせながら「本当に思うんですけど、子供に食事を与えないということは、虐待を超えていると思うんですよね」とし、「昨日、うちの子供があんまり食べないので“もっとちゃんと食べなさい”って、ちょっと説教というか話し合いではないですけど、話し合いをしたりしたんですけども、その逆で食べさせないっていうことは本当に理解ができないです」と厳しい表情で話した。