サヘル・ローズ 幼少期に義父からの虐待「食べ物に手を出すとスプーンを火であぶって体に」
2023年07月20日 12:34
芸能
再逮捕容疑は低血糖症にさせた娘を入院させ、入院時に支給される共済金6万円を協同組合から詐取した疑い。府警は女が2018年春以降、娘を43回にわたり計332日間入院させ、協同組合など3機関から共済金など計約569万円を詐取したとみている。
国内外で子どもたちへの支援活動を続けるサヘル・ローズは、「私、このニュースを見る度に、私自身の経験で言うと、私も8歳の時に養母と日本に来て義父から虐待を受けていた時期があったんですね。その時に食べ物に手を出すとスプーンを火であぶって体に焼き付けられる。一晩中お風呂場に監禁される」と告白。
そのうえで「でもそれで翌日、普通に学校には行って、学校の先生たちは誰も分からないんですよ。普通に元気にしている。でも私は8歳の子供の時に、誰にSOSを出したらいいのか、果たしてSOSを出して、もし義父に何かあったら、捕まったらって子供の時は親を守りたい、どこかで親は正しい、(食べ物を食べる)許可だって私は孤児院にいた時に周りに許可を取ることが習慣で、それが普通だと思っていたんですよ、自分の置かれている環境が」と話した。
そして、「子供は本当に親のために生きると、親が信じているからこそ本当に周りがこの場合もそうですけれども、今回、この子は保護されて無事だったんですが、きっとこのサインを見落とされてしまって命を救えなかった子も今までたくさんいるわけですよね」と指摘し、「今回のケースを、どうしてこうなったのか、どこでサインを見落としたのか、それを地域の方々もそうですし、私は地域の人に救われたので、一歩先に踏み込んで、これで大丈夫だじゃない、子供は言わない、言い方が分からないから。その子が何も言わなかったから大丈夫、ではなくてその先に踏み込んで、よりサインに気付くということを全体で考えることが必要だと思う」と自身の思いを話した。