舞台「ハリポタ」、キャスト変更を発表　ロン・ウィーズリー役の迫田孝也、稽古開始前にケガ

　舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」（東京・赤坂ACTシアター）公式サイトが20日に更新され、ロン・ウィーズリー役で出演が決まっていた俳優・迫田孝也（46）が、稽古開始前に負ったけがの影響で初回出演を変更すると発表した。 　同舞台は、公演関係者の中に複数の体調不良者が発生したために、今月8日の2公演が開演開始直前になって急きょ中止に。12日から開演を再開させていた。

　この日、「ロン・ウィーズリー役の迫田孝也ですが、舞台稽古を進めていたものの、本作稽古開始前に負った怪我の影響により、出演するまでにはまだ少し時間が必要との結論に至りました」と、稽古開始前に負傷していたことを明かし「つきましては、迫田孝也の初回出演回を後ろ倒しにさせていただくと共に、同じくロン・ウィーズリー役を務めます石垣佑磨の初回出演回を、8月4日（金）12:15回公演とさせていただきますことを、ご報告いたします」と、出演者が変更となったことを発表した。

　ロン役は迫田のほか、お笑い芸人のエハラマサヒロ、俳優・石垣佑磨がキャスティングされており、今後の出演スケジュールが大幅に変更となる見通し。詳細については、後日発表される。

　「観劇を予定されていたお客様には、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。尚、出演者変更に伴う他日への変更・払い戻しはいたしかねますので、ご了承くださいますよう、重ねてお願い申し上げます」と理解を求めた。

　迫田も、自身のツイッターで「楽しみにしてくださっていた皆様、本当にごめんなさい。今回このような判断となりましたが、私も自分の身体と相談し、なにより俳優の安全性を考慮していただいた上での判断です。現在は新たなデビューの日程に向けて稽古を積んでいます。ご心配をおかけしてすみません。重ねて発表が直前になってしまった事、本当に申し訳ないです」と謝罪。「舞台ハリーポッターと呪いの子は　どの回を観ても極上のエンターテイメントを味わえる作品です。この魔法世界を思う存分楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。