伊藤蘭 キャンディーズ時代のほっこりエピソード「結局最後まで一緒でした」

2023年07月20日 23:36

芸能

伊藤蘭 キャンディーズ時代のほっこりエピソード「結局最後まで一緒でした」
伊藤蘭 Photo By スポニチ
 女優で歌手の伊藤蘭(68)が、20日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、「キャンディーズ」解散に至った心境をあらためて語った。
 1973年にデビューしたキャンディーズは、「年下の男の子」「春一番」「やさしい悪魔」など、数々のヒット曲で国民的アイドルとなり、3回のNHK紅白歌合戦を果たした。しかし、人気絶頂だった77年にグループ解散を電撃的に発表。翌78年の後楽園球場でのコンサートをもって解散した。

 解散発表で伊藤が発した「普通の女の子に戻りたい」の言葉が話題になった解散劇。伊藤は「グループというのは、自分の一人の人生をなかなか育んでいけない。人間関係もそうですし、この先どうなってしまうんだろうと。『年下の男の子』という曲に出会えて、めまぐるしい日々だったので、その中で強く感じていたんだと思います。このままどこへ行くんだろうと。一度、一人一人の人生を見詰めてみたいという希望が出てきました」と、当時を振り返った。

 NHKの音楽番組出演を機に結成されたグループ。15、16歳のころから仲良しの3人組だった。「楽しかったですし、本当にキャンディーズが大好きだったんですけど、同時に自分のこともちゃんと考えていこうと思っていました」と、強い決意だったことを明かした。

 解散するまで、3人は宿泊先でも一緒の部屋だったという。「当初は一人一人の部屋で、本当はうれしいはずだったんですけど、結局みんな“怖い~!一緒に寝させて”って、結局最後まで一緒でした」と、ほっこりするエピソードも披露した。

 MCの大泉洋は「考えれば考えるほど、そんな仲良くても解散しなくちゃいけないのかしら?と思っちゃいますね」と疑問を口にした。すると伊藤は「もっといろいろな方法があったかもしれないですね」とつぶやいていた。

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