小田茜 14年ぶり女優復帰「演じる喜びを再確認できた時間」
2023年07月25日 07:00
芸能
2009年にTBSドラマ「水戸黄門」に出演。翌10年に第1子となる長男を出産して以降は、育児に専念するため芸能界から離れていたが、昨年から芸能活動を再開した。
今回出演するのは、黒澤明監督にも映画化された、山本周五郎の小説が原作の青春群像劇。災害を機に建てられた仮設住宅のある町を舞台に、主人公が人生を再生していく。
小田が演じたのは、金持ちと再婚するために娘を残し、町から出ていった美女。変わらぬ美貌で抜群のオーラを放っている。
宮藤官九郎氏が企画・監督・脚本を担当。小田はクドカン作品は03年の「ぼくの魔法使い」以来の参加となった。「再びお芝居をする機会を頂き、感謝とともに、久々のドラマ撮影ということで、程よい緊張感の中、あっという間の撮影でした」と回顧。今後の女優業についても「これを機に積極的に取り組んでいきたいと思います」と意欲。「今後も良い意味で皆さまの期待を裏切りながら成長していきます」とファンに向けてメッセージを送った。
◇小田 茜(おだ・あかね)1978年(昭53)11月6日生まれ、栃木県真岡市出身の44歳。91年にNHK大河ドラマ「太平記」の北条顕子役で女優デビュー。92年3月には「あなたがいるからここにいる」で歌手デビューした。20年に芸能事務所「オスカープロモーション」を退社。インド政府公認プロフェッショナルヨガ1級保有。血液型A。