上地雄輔、「光る君へ」で15年ぶり2度目の大河出演「これまでの時代劇での経験を活かす」

2023年07月25日 13:01

芸能

上地雄輔、「光る君へ」で15年ぶり2度目の大河出演「これまでの時代劇での経験を活かす」
NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道綱を演じる上地雄輔 Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、タレントで歌手の上地雄輔(44)が藤原道綱役で出演することが分かった。25日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。
 上地が演じる藤原道綱は、道長(柄本佑)の異腹の兄。知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家(段田安則)からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある

 上地は、道綱の印象を「時代劇は自分が大好きな分野の一つなのでとても楽しみです。道綱はただの“みにくいアヒルの子”ではなく、しっかりと母親からの愛情を受けていたと思います。そういったところからもヒントを得て、見てくださる方に道綱目線でも楽しんでいただきたいです」と語り、「道綱がこの家族の中の一つのアクセントやスパイスになるといいなという思いを込めて、濃くそしてどこかキュートで愛される人間を監督やスタッフの皆様と話し合いながら作り上げていきたいと思います」とコメントした。

 大河出演については「『天地人』という作品に出演させていただきました」と、09年放送の大河以来だと説明。「同世代の役者仲間や先輩方に向き合って絡むシーンがすごく楽しみで、さらには“見てろよ!”というワクワクメラメラした部分もありました。感情を爆発する重い・大事なシーンもあり、いつもそこから逆算する芝居や役作りをしていきました。今回は道綱がどういう人間になってどのように変わっていくのかという事も含めて、僕自身も役を作りながら肉付けして道綱の中で成長していけたらと思っています。あれから15年近く経ち自分も若手ではなくなりましたが、その中でもワクワクメラメラしたものは忘れずに取り組んでいきたいと思います。あの頃の小早川秀秋と似ている部分が役柄的にあるんですが、これまでの時代劇での経験を活かしながらまた違った人間臭さみたいなものを盛り込めたらと思います」と意気込んだ。

 「光る君へ」は、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。
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