有村架純　女優業「もう無理かもって思った」過去を告白　どうやって乗り越えた？

　女優の有村架純（30）が24日、ニッポン放送「山田裕貴のオールナイトニッポンX（クロス）」（月曜深夜0・00）にゲスト出演。役者生活を送る中で壁にぶつかり、心が折れた経験があると明かした。 　パーソナリティーで俳優の山田裕貴とは2013年にドラマ「スターマン・この星の恋」で共演して以来の仲。最近ではNHK大河ドラマ「どうする家康」でも共演した。

　リスナーからの質問で「役者を辞めてしまいたいくらい心が折れたことがある？」と聞かれ、「腹割って話すと、あるかな」と回答。「辞めようっていうのはないけど、もう無理かもって思ったことはある。自分のお芝居にまた同じような表現使っちゃってるかも…とか。それってすごいありがたい悩みなのかもしれないけど、もうないかも引き出しがって。どこ開けていいかわからないってなった時に心折れたことはある」と明かした。

　しかし「それがまた、お芝居とか作品に救われるんだよね。一回パッと開けて新しい道が見えたってなったら、感覚を一個つかめば開けていくのはすごい早い。開けて3年くらいたったら、壁にぶつかって、ずっとそれの繰り返し」としみじみ。

　山田も「わかる。（前の役を）超えたいし、作品が違う人物だから。うわ、似てるのかなって。引き出しないんか、俺ショボって思う時がある」と役者ならではの悩みに共感した。

　視聴者や観客の心に本当に届いているのかどうか不安になる時があると悩ましげな山田に、有村は「それは心配しなくていいと思う。こないだのドラマ見てたけど、目がいいもん。ちゃんと相手に届け！って思ってやってるのがわかる。ちゃんと伝わってる。迷いを感じない。声がいいし、聞き取りやすい。ラジオにも向いてると思う」と激励。さらに「引きの存在感がある」と絶賛し、やたらと励まされた山田は「目がいいって！」とうれしそうだった。