スポーツ中継で無断で撮影・放送される観客…違法では?北村弁護士が解説 誹謗中傷に発展した例も
2023年07月26日 16:35
芸能
スポーツ中継で、無断で撮影され放送される件について、北村氏は「これは私の感覚ですが、プロ野球はテレビ中継がありますよと、その可能性がありますよと最初から分かった上で、足を運んでいるように思います」と率直な感想を語り「観客を一切映さないというコンセンサスでもあれば別ですが、野球中継をするにあたって、ホームランボール・打球を追う、イニングの合間に観客席を映す。これが日本のテレビ中継では普通に誰でも知ってる常識になっていますよね。そのことを知って観客席で見るのであれば、これは自分が映される可能性があるということを承諾している…という風に私には思います」と解説した。
この点から「もう、そこに座っている時点で承諾しているものと考えられるのではないでしょうか」と説明し、「どこにボールが飛ぶかわかりませんから…映されたくないのなら、お帰りくださいということ」と回答。
では、映りたくない場合はどうしたらいいのか?という疑問には「マスクでも被るしかないですよね」とあっさり。「サングラス、帽子などの対策をする」とし、誹謗中傷に関しては「事情は、そこにいた人にしか、ご本人同士にしか分からない。少年に同情してしまうもの」と指摘した。
この動画には「その男性が叩かれ過ぎるのは良くない。譲れる場合と、譲れない場合があるし、それぞれに感情面での段階も違うだろう。もう二度と手に入らないものを奪い合う際に、道徳心や倫理観を持てる人は少ない」「確かにどうしてもそこにいるのなら映ってしまいますもんねえ。映すなって言うほうが無理ですわなあ」「もういい歳だけど、翔平君の打ったホームランボールだったら死んでもあげないです」「確かに、道路を行き交う人の顔は編集して解らないようにしているね」「さすが北村先生」と、さまざまなコメントが寄せられた。