和田明日香、料理経験ゼロから料理家へ きっかけは姑・平野レミへの思い「これからは私が」

2023年07月28日 23:05

芸能

和田明日香、料理経験ゼロから料理家へ きっかけは姑・平野レミへの思い「これからは私が」
和田明日香 Photo By スポニチ
 料理家の和田明日香(36)が、28日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演し、料理経験ゼロだった結婚当初を振り返った。
 和田は料理研究家、タレントの平野レミ(76)の次男と、2010年に結婚。夫は8歳上で、和田自身はまだ大学生だった。

 もともと料理をしたことがなく、「自分がやることだとは思っていなかったです」と話すほど、自身の人生には無縁なものだったという。「覚えたいという気持ちもなかったし、興味もなかったですね」とも振り返った。

 和田は結婚して間もなく妊娠。家にいる時間が長かったこともあり、調べながら料理を作り始めることにした。しかし、知識がまったくないだけに、当初は試行錯誤の連続。「皮をどこまでむいていいんだろう?とか。ニンジンなんて、どこまでが皮なのか?ゴボウとかは色が変わるから分かりますけど。豆腐の水切りなんかも、一生出てくるじゃないですか?いつまで水切っていればいいか分からないし。調べて、ああなるほど…また分からんみたいな感じで」。1食作るのに、初めは半日かかっていたという。

 それでも、平野に料理のことを聞くことはできなかった。「プロじゃないですか?プロの料理家に、そんな簡単な初歩的な質問をしたら失礼かなと思って」。それでも、平野の料理本を買って1人で料理を勉強し続けたことを明かした。

 苦痛だった料理を、楽しむことに変えられたのは、平野のおかげだったという。一緒にキッンに立つと、平野は鼻歌を歌いながら楽しそうに料理。平野の料理をおいしそうに食べる家族を見て、和田は「家族のためなら料理を頑張れるかも」と改心した。平野からは「料理に正解なんてないの。自分の好きなようにやるのが一番。あーちゃん(和田)も、好きなように料理すればいいの」と、激励の言葉を掛けられたという。

 それでも結婚して5年間、平野に自分の料理を振る舞う機会を避け続けてきた和田。「それだけは絶対したくなかった。食べてもらって、ちょっとこれ違うんじゃない?とか言われちゃったら、二度と料理なんかしないって思って、心折れていた気がします」。ところが、ついに恐れていた瞬間が訪れた。それは、平野と共演したテレビの料理番組で、和田の料理を披露することになったという。

 和田が作ったのは、母がよく作ってくれた筑前煮。「絶対に自信があるものがよかったし、母の煮物をまねして作るのがいいんじゃないか?って。何回も作っていたし、それだったらと思って」。収録前、何日も練習して作ったという筑前煮に、平野は「あ、おいしい!これ、私の味と同じ!同じ!何で!ベロ一緒よ!」と大感激してくれたという。

 和田も「良かったあ…って。超ホッとしました」と、当時を回想して胸をなで下ろした。その上で、平野の心境に思いをめぐらせ、「レミさんはずっと、自分のご飯を誰かに食べさせ続けてきて、誰かのお家のご飯を振る舞ってことがほとんどなかったんじゃないかな?と思ったら、これからは私がお家のご飯を食べさせてあげる人にならなきゃって、スイッチが入ったというか」と告白。料理により真剣に向き合うきっかけになったという。

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