「らんまん」田邊教授、怒号4分半「泥棒 精算」出禁+標本没収!万太郎呆然…ネット心痛「月曜の朝から」

2023年07月31日 08:15

芸能

「らんまん」田邊教授、怒号4分半「泥棒 精算」出禁+標本没収!万太郎呆然…ネット心痛「月曜の朝から」
連続テレビ小説「らんまん」第86話。万太郎(神木隆之介・中央)に出入り禁止を言い渡した田邊教授(要潤・左端)は…(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7月31日、第86話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第86話は、万太郎(神木隆之介)の書いたムジナモの論文に激怒した田邊教授(要潤)は、東京大学植物学教室への出入り禁止を言い渡した。大窪(今野浩喜)波多野(前原滉)藤丸(前原瑞樹)は、どうにか万太郎を許してほしいと懇願も、田邊は追い打ちをかけるかのように土佐の植物目録と標本500点を大学に寄贈するよう命じる。とにかく論文を書き直そうと急いで帰宅した万太郎。話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は納得がいかず…という展開。

 万太郎と大窪が謝罪し、波多野と藤丸が弁護。しかし、田邊は「なぜ指導を。うちの学生でもないのに」「(標本の検定は)自分が使うためにな」と取りつく島もない。

 田邊が指揮し、万太郎が来る前から教室には3000の標本があった。多額の国費を費やし、世界各地から書籍を集められたのも、田邊だからこそ。「すべて、この東京大学に、植物学研究の礎を築くため。君は、土足で入ってきた泥棒だよ。大学の物を勝手に使い、自分の本まで刊行したんだから。他に言いようがないだろう」――。

 万太郎「(狼狽)どういて、ど、どういて、そこまで。私は、私はその、植物学を裏切っては…」

 田邊「この過ちこそが、裏切りだろう(ムジナモ論文掲載の雑誌を机に叩きつける)。傲慢で不遜。手柄ばかりを主張する。世界に向けて吠えたいんだろう。Here I am!Makino is right here!」

 万太郎「教授は、わ、わしのこと、憎んでおられるがですか」

 田邊「ハッハ。自惚れるな。憎む価値もない」

 万太郎「し、失礼はその、すべて、お詫びいたします。その、けんど、出入りを禁じられたら、研究を続けることができません。その、あの、ほんまに、ほんまに、も、申し訳ございません」

 田邊「もういい。終わったんだよ。君には何度も忠告してきた。聞かなかったのは君なんだ。私の人生で、君に関わる時間は、終わった。Let's bigin botany lesson today!ああ、そうだ。Mr.Makino,忘れるなよ。君の土佐植物目録と標本500点を大学に寄贈しなさい。もともと四国の標本がなかったから、出入りを許しただけだろう。君は、この教室のものを使って本まで出したんだから。清算しなければ」

 万太郎は呆然、涙目。田邊は波多野の「あんまりです。標本まで取り上げるなんて」、藤丸の「教授、槙野さんを許してやってください」に耳を貸さなかった。

 徳永助教授(田中哲司)はドイツへ留学中。波多野は「徳永助教授がいれば。徳永助教授なら、きっと教授を止めてくださった」と嘆いた。

 大窪は「できることは、ともかくやるしかない。刷り直した雑誌を見れば、教授の気持ちも変わるかもしれない」。万太郎は教室を後にした。

 田邊の怒号は約4分半。SNS上には「大窪さん、やっぱり万太郎のためにわざと派手に怒ってたのね」「大窪さんがいる前で徳永助教授がいればって…冷静な波多野さんですら動揺半端ない」「ダメだ…月曜の朝からつらすぎる」「もういたたまれなくて見ていられない」「田邊教授による万太郎の詰め方が正論の極みすぎて目眩がする」「田邊教授も頑張っていた。万太郎も頑張っていた。それなのに、それなのにってことを双方の側から見せてくれる凄い朝ドラ」「言葉足らずの愛。言葉足らずって時として罪なんだ。伝わらないってこんな悲劇を生むんだな。そして寿恵子が尊い。寿恵子の正しさと理解が救いだよ」などの声が上がった。

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