高杉真宙　「ロミオとジュリエット」オファーに「緊張」　プライベートでの一目惚れは「一切ない」

　俳優・高杉真宙（27）が31日、大阪市内で主演舞台「ロミオとジュリエット」（9月29日～10月1日＝大阪・森ノ宮ピロティホール）の取材会を行った。 　シェークスピアの古典的な恋愛悲劇で、出演オファーに「純粋に緊張しましたねえ。シェークスピアはやりたかったし、中でもこれは実年齢とも近いし、運がよかった」とにっこり。

　ただ、一目ぼれの末、すれ違いの連続で最悪の結末へと転がる運命に「恋愛だけじゃなく、10代のころって夢中になっていることを客観視できてないんですよね。そこにどれぐらい寄り添えるか。僕のロミオは“アホなぐらい純粋な子”です」と笑った。

　プライベートでは「一目でほれた経験は一切ない」ときっぱり話す高杉。いまやテレビに映画に引っ張りだこだが「僕なんか見に来なくていいですよ。作品を見に来てください。多くの人が知っている作品を僕自身、まっさらな状態からロミオを演じます。精いっぱい魅力的なロミオを作っていきたいので、作品ごと愛してくれたらうれしい」と話した。