市川猿之助被告が保釈 所属事務所「改めて深くお詫び」「司法による最終判断がなされるまで見解差し控え」

2023年07月31日 20:42

芸能

市川猿之助被告が保釈 所属事務所「改めて深くお詫び」「司法による最終判断がなされるまで見解差し控え」
報道陣に目線を送りながら原宿署を出る市川猿之助被告 Photo By スポニチ
 両親への自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)が31日、保釈保証金500万円を納付し、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。弁護人が28日に東京地裁に保釈請求し、東京地裁がこの日、保釈を認める決定をした。検察側は決定を不服として準抗告したが、地裁は退けた。
 所属事務所のケイファクトリーは公式サイトを通じて「本日7月31日、市川猿之助が保釈されましたことをご報告申し上げます。応援してくださる皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと改めて深くお詫び申し上げます。今後も公判の推移を見守っていく所存ですが、司法による最終的な判断がなされるまでは弊社としての見解を申し上げることは差し控えさせていただければと存じます。尚、今後本人の状況やコメント等に関してのご質問は、公判を控えておりますため回答を差し控えさせていただきます。また、この件に関する弊社所属俳優のコメントも差し控えさせていただきます。ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントを発表した。

 午後8時27分頃、黒いスーツ姿で原宿署から出てきた猿之助被告は詰めかけた約100人の報道陣に向かって深々と6秒一礼。その後署に向けても頭を下げた。多くの報道陣が待ち受けたが何も語らず、そのまま車に乗り込んだ。頭は白髪交じりで、髪の毛は伸びていた。顔は少しやつれたように見えた。

 起訴状によると、両親の自殺を手助けするため、5月17日、東京都目黒区の自宅で向精神薬を両親に服用させ17~18日に死亡させたとしている。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム