【福原愛さん側 3000字声明(3)】元夫による会見「親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物に」
2023年08月01日 14:58
芸能
江氏サイドは既に強制執行の申し立ても行い、進展次第では未成年者誘拐罪で告訴する可能性を示す一方で、福原さん側は最終的な判断が下されていないと反論していた。
この日、「福原愛 代理人弁護士代表 今里恵子」の名で福原さんサイドが発表した声明文は、約3000字に上った。
【声明文(3)】
江氏と福原さんは、共同親権を有しております。
江氏は、共同親権というものは、一方の親が他方の親に対して、刑事罰の行使を仄めかして実現すべきものとお考えなのでしょうか。(なお、本件においては福原愛さんに刑事罰の対象になる事実関係は全くありません。)
男性と女性は、家庭内において種々の要因により力の差がある場合があります。
共同養育については、父母の合意がなければ、お子さんの最善の利益の実現は 不可能です。
力の差により合意形成ができない場合には、さまざまな紛争解決手段が存在します。
そのような紛争解決手段によるのではなく、本件のように、父親が、公衆の面前において、家族の紛争の一部を切り取り一方的に曝け出して母親に対して攻撃を続けることをどのように考えるべきなのでしょうか。
そうではなく、離婚をされたにせよ、父親として、お子さんたちのことを最優先し、愛情深く接し、家族を守っていただきたいと切に願います。
今回の記者会見により、福原愛さんとお子さんに対して、メディアによる深刻な人権侵害、恣意的な社会的制裁が発生しております。
このような重大な人権侵害は見過ごすわけにはまいりません。
江宏傑氏がご子息との面会を真にご希望されるのであれば、面会交流調停を申し立てられれば、基本的に試行面会が実施されることになりますので、まずは、調査官立ち会いのもとにご子息に面会することもできたはずでした。
この1年間、そのような申立てはありませんでした。
突然の記者会見、刑事告訴の示唆といった振る舞いは、親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物にしてひたすら母親に圧力をかけるのが狙いであるかのように見えます。
面会交流調停を申し立てなかった経緯を振り返れば、ご子息との面会を希望してきたという江氏の主張の一貫性にも疑問がぬぐえません。
誠実で公正な話し合いは、信頼関係を基盤として成り立ちます。まずはお互いの信頼関係の回復が最も重要だと思われます。
皆様におかれましては、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
以上
=おわり=