猿之助被告総合演出の「スーパー歌舞伎2 鬼滅の刃」 松竹が上演取り止め発表「諸般の事情により」

2023年08月02日 13:21

芸能

猿之助被告総合演出の「スーパー歌舞伎2 鬼滅の刃」 松竹が上演取り止め発表「諸般の事情により」
市川猿之助被告 Photo By スポニチ
 松竹は2日、来年2~3月に新橋演舞場にて上演を予定していた「スーパー歌舞伎2(セカンド) 鬼滅の刃」について「諸般の事情により」上演を取り止めると発表した。同作は両親への自殺ほう助罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)が総合演出を務める予定だった。
 松竹はこの日、「2024年2・3月に新橋演舞場にて上演を予定しておりましたスーパー歌舞伎2(セカンド)『鬼滅の刃』は、諸般の事情により上演を見合わせることとなりました」と発表。「公演をお待ちいただいた皆様にはご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と謝罪とともに理解を求めた。

 スーパー歌舞伎は、市川猿翁(83)がつくり上げ、「スーパー歌舞伎2」として猿之助被告が発展させてきたもので、壮大なスペクタクルと派手な演出で歌舞伎ファン以外も魅了した。

 2014年「空ヲ刻ム者」から始まり、「ワンピース」「新版オグリ」と続き、今回の「鬼滅の刃」で四作目となる予定だった。今作では、歌舞伎役者の市川染五郎、市川団子、松本幸四郎ら出演すると発表されており、猿之助被告は出演し、総合演出を務めると発表されていた。
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