古舘伊知郎が舌を巻く、安住紳一郎アナの「超絶」テクニック「自主的な視聴者になるように…」

2023年08月03日 17:05

芸能

古舘伊知郎が舌を巻く、安住紳一郎アナの「超絶」テクニック「自主的な視聴者になるように…」
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(68)が3日までに更新されたYouTubeチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志」にゲスト出演。2人の「凄いアナウンサー」について語った。
 スタッフの問いに答える形で、古舘が挙げたのが自身と共演する「ゴゴスマ」(CBC)などで活躍中の石井亮次フリーアナウンサー、そしてTBSの「顔」ともいえる、安住紳一郎アナウンサーだった。

 石井アナについては、「お笑いがうまいんですね」」とコメント。確立されたアナウンス技術を称えたうえで、「スキっとした優男で、マイルドで、今的で、いい感じ」と見た目のアドバンテージも、幅広い層に受ける資質として挙げた。

 一方の安住アナに関して、「喋りのテクニックが、僕なんかにはない、メリハリがあるんですね」と評価する。「喋りのプロ」を自認する古舘は「基本、僕なんか七五調なんですよ」と自己分析。ブレークの端緒となったプロレスやF1の実況も、「演歌のショーの座付き司会の方の、綾小路きみまろさんの司会の七五調なんですよ」という。

 対して、安住アナは「そういうのを演歌じゃなく、ポップスに変えた」と独特の言い回しで表現。古舘の分析によると、あえて大事なポイントを抑えた言い方、トーンで伝えることで、「(見ている人が)安住さん、何て言ったの?って、耳をそばだてて、自主的な視聴者になるようにさせるんです。これが上手いんですよ」と手放しで褒めた。

 「この2人は尊敬します」。昭和から平成、令和を駆け抜ける「話芸の達人」が残した言葉は、何よりの勲章といっていい。
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