青汁王子 電力大手の大幅黒字に「熱中症での死亡者増…『電気代値下げ』を本気で検討すべき」

2023年08月03日 09:30

芸能

青汁王子 電力大手の大幅黒字に「熱中症での死亡者増…『電気代値下げ』を本気で検討すべき」
“青汁王子”こと実業家・三崎優太氏(公式インスタグラムから)
 「青汁王子」こと実業家・三崎優太氏(34)が3日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。電力大手10社が2日に2023年4~6月期連結決算を発表し、沖縄電力を除く9社が純損益ベースで黒字を確保。9社のうち東京電力ホールディングスを除く8社は同期として過去最高益を更新した。
 東京電力ホールディングスが2日発表した2023年4~6月期連結決算は、純損益が1362億円の黒字(前年同期は481億円の赤字)となり、業績が大幅回復した。ロシアのウクライナ侵攻による火力発電の燃料価格高騰が一服し、電気料金の値上げも寄与した。燃料費の負担減に加え、多くの家庭が契約する規制料金を6月に値上げしたことで約30億円の収支改善効果もあった。これにインターネット上には「電気代上げる必要なかったんじゃないの?」「エアコンつけるお金がなくて人死んでるんだけど、どう思うの、電力会社さん」などの声が上がっている。

 公正取引委員会は3月、事業者向けの電力販売で、顧客の獲得を制限するカルテルを結んだとして、中部、中国、九州の電力3社などに対し、過去最高の総額およそ1010億円の課徴金の納付を命じた。関電は公取委の調査前に自主申告したため、課徴金減免制度(リーニエンシー)により命令を免れた。この問題で、九州電力は、7月31日に公取委との間で見解の相違があるとして、課徴金納付命令と排除措置命令の取り消しを求めて東京地裁に提訴すると発表している。 

 このような状況に、三崎氏は「電気代の値上げによって、大手電力8社が『大幅黒字』になったらしい。黒字化は喜ばしいことだけど、電気代を気にしてエアコンをつけられない人がいるほど、電気代高騰は国民生活を直撃している。熱中症での死亡者も増えている今、『電気代値下げ』を本気で検討すべきじゃない?」と自身の考えをつづった。
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