カンニング竹山　日大アメフト部違法薬物疑惑に激怒「バカなのか？と怒りたいくらい。本当だったら」

　お笑いタレントのカンニング竹山（52）が3日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、日大アメリカンフットボール部の部員に対する違法薬物疑惑で家宅捜索に入ったことについて憤りを示した。 　警視庁はこの日午後、部員が覚醒剤、大麻などを所持していた疑いがあるとして、東京・中野区にある同部の寮を家宅捜索した。大学側は先月中旬に「アメフト部の寮で大麻を吸っている部員がいる」との情報提供を受け、寮内を調べたところ、植物片を発見。警視庁が鑑定し、捜査を進めていた。番組では、寮では大麻の植物片のようなものの他、覚醒剤の錠剤のようなものも見つかっていたとし、鑑定の結果、それぞれ植物片は乾燥大麻で、錠剤には覚醒剤の成分が含まれていることが判明したこともあわせて伝えた。

　自身はアメフトのファンとして知られ、2018年に大きな問題となった悪質タックル問題でも日大のコーチに取材するなどしていたという。問題から5年後、新たに浮上した疑惑に、「これが本当であれば、何をしとるんだ？という腹立たしさもすごくある。まだ分からないから何とも言えないけど、寮に持ち込まれていたものとすると、あれは部で禁止しているものじゃなくて、法律に違反とされているものですから」と指摘した。

　部は18年の問題後、1年間の公式試合出場資格停止を経て、19年に活動を再開した。竹山は「アメフトって、あれから頑張ってトップ8というところに入ってるんですよ。一番上のリーグにいる」と、復活しつつあった名門のその後を解説。「リーグ戦が9月に始まるんですよ。出られなくなっちゃったら、何考えとるんだ？って話じゃないですか。法律で禁止されているものはダメよと。せっかく頑張ったものを、全然知らないで頑張っている選手たちもいっぱいいるわけですよ。疑いを持たれること自体、ありえないことだから。もったいない。腹立たしくてしょうがない。バカなのか？と怒りたいくらい」と、怒りをぶちまけていた。