横山泰明七段 初の挑戦者決定リーグ入り王手 決勝の相手は渡辺明九段「気合を入れて臨みたい」

2023年08月04日 04:45

芸能

横山泰明七段 初の挑戦者決定リーグ入り王手 決勝の相手は渡辺明九段「気合を入れて臨みたい」
佐藤康光九段(左)を下し、2次予選決勝進出を決めた横山泰明七段(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は3日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選3組準決勝の1局を行い、後手の横山泰明七段(42)が佐藤康光九段(53)を88手で下し、初の挑戦者決定リーグ入りまで1勝と迫った。
 決勝進出は四段だった04年以来。その19年前は阿久津主税五段(当時)に敗れてリーグ入りを逃し「はっきり覚えている。自分の中では悔しさがあり、次の機会は頑張りたいと思ってました」と振り返った。順位戦では「鬼のすみか」ことB級1組に3期連続在籍中の実力者。決勝の相手は、前名人・渡辺明九段(39)だが「100%力を出さないと勝負にならない。気合を入れて臨みたい」と意欲を見せた。
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