花火も上がった 羽生結弦さん結婚で地元仙台七夕まつりもムード最高潮

2023年08月06日 05:10

芸能

花火も上がった 羽生結弦さん結婚で地元仙台七夕まつりもムード最高潮
14年、「オペラ座の怪人」のプログラムを演じる羽生さん Photo By スポニチ
 羽生結弦さん(28)が電撃結婚を発表してから一夜明けた5日、地元の仙台市は祝福の雰囲気に包まれた。市内では日本一の七夕祭り「仙台七夕まつり」が6日から4年ぶりに通常開催。世界的スターの慶事と重なり、仙台のお祭りムードは最高潮となりそうだ。
 羽生さんの五輪連覇を記念して植樹された、通称「ゆづ桜」がある七北田公園では、5日から都市緑化ホールに七夕用のササを設置。2014年ソチ五輪からのファンという仙台市の40代女性は、短冊に心からの祝意を込めて「羽生結弦さまおめでとうございます 世界で一番幸せになって下さい」と記した。結婚発表から約3分後に知った時の心境を「人生で一番というくらい凄く驚きました」と振り返った。

 台湾人観光客が中国語で「羽生結弦選手 結婚幸福」と書いた短冊もあった。同施設の相沢経利館長(63)は「幸せいっぱいのご家庭をつくってほしいと思います。仙台に帰ってきた際にはぜひ遊びに来てもらえたら」と声を弾ませた。

 仙台藩祖の伊達政宗を祭る瑞鳳殿(ずいほうでん)では「七夕まつり」に合わせて6日から3日間、羽生さんの衣装をモチーフにした吹き流しを展示する。担当者によると「東日本大震災からの復興を支え続けてくれた羽生さんを応援するために5年前から始めた」といい、羽生さん側の許可を得てこれまでに「SEIMEI」「天と地と」などの吹き流しが作られてきた。

 今年は「オペラ座の怪人」をモチーフにした新作が目玉。過去に羽生さんが訪れたことはないものの、担当者は「機会があればぜひご夫婦で見に来てほしい」と期待を込めた。

 5日夜には「七夕まつり」の前夜祭となる花火大会が開かれた。夜空に咲いた1万6000発の大輪の花。ドーン、ドーンと、まるで羽生さんの新たな門出を祝福するように杜の都に響き渡った。

 ≪羽生結弦君を応援する会」設立者・坂田さん喜び≫2011年に「羽生結弦君を応援する会」を設立した金沢市の坂田俊晃さん(63)が「結婚おめでとうございます!!」と祝福した。長男が羽生さんと仙台市立七北田小・中の同学年だったことが縁で設立。活躍などを伝える会報「羽NEWS(はにゅーず)」を発行しており、8月中旬の110号では結婚についても触れる予定。「これからも人間としての羽生結弦を追いかけ、彼から学び、応援していきたい」と語った。
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