aespa 初の東京ドーム単独公演開催 海外アーティスト史上最速 ジゼル「ただいま!」

2023年08月06日 19:24

芸能

aespa 初の東京ドーム単独公演開催 海外アーティスト史上最速 ジゼル「ただいま!」
初の東京ドーム単独公演を行ったaespa(左から)ジゼル、ウィンター、カリナ、ニンニン Photo By 提供写真
 韓国発の4人組女性多国籍メタバースグループ「aespa(エスパ)」が5、6日の両日、初の東京ドーム単独公演を行った。デビューから2年9カ月で東京ドームに立つのは、海外アーティスト史上最速。日本国籍を持つメンバー・ジゼル(22)にとっては念願の夢舞台となり、「日本ただいま!ここに立てて嬉しい」と満面の笑みで喜んだ。
 幕が上がり、集まった4万7000人の熱視線が舞台に注がれる。興奮に満ちた大歓声を、4人は毅然とした立ち姿で迎え撃った。気品ある佇まいで、会場を魅了。花火が上がり、火柱が噴き出す。デジタル映像演出も盛り込んだアクセル全開のスタートダッシュに、ファンの「aespa」コールはどんどんヒートアップ。ウィンター(22)は「季節は夏ですが、私は冬子ちゃん!今日のためにたくさん特別なステージを用意しました」と日本語で呼び掛け、熱いステージを繰り広げた。

 ジゼルにとっては、より思いの詰まった公演になった。今回のために作った、本人初の日本語作詞曲「Keep Goin’」を披露。白と水色が輝くペンライトの光の海の中、目を潤ませ、温かく優しいバラード曲を届ける。「皆さんのために書きました。初めてのソロステージで歌えて嬉しい。愛してるよ」と充実の表情で会場全体を見渡した。

 今年4月から始まった、全国4都市12公演を巡る日本ツアーのファイナル。ドーム公演も含め、20万人以上を動員した。コンサートでは日本初披露の人気曲「Spicy」など全28曲を歌唱。リーダーのカリナ(23)は「これからも一生懸命頑張って、愛される資格のあるaespaでありたい」と涙で決意と語り、ニンニン(20)は「また東京ドームでコンサートしたら来てくれますか?」と凱旋を誓った。

 最後はメンバー全員で「MY―J(日本ファンの呼称)本当にありがとう!」と感謝。温かい拍手に包まれ、約3時間のライブを結んだ。

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