フジ「真夏のシンデレラ」　ドラマチックな実体験から生まれたラブストーリー

　森七菜（21）と間宮祥太朗（30）がダブル主演するフジテレビ月9ドラマ「真夏のシンデレラ」（月曜後9・00）は、男女8人の真夏の恋を描くラブストーリーだ。第1話は、マリンスポーツ「サップ」の体験会に都会のエリート男子3人組が参加するところから始まった。サップのインストラクター役が森で、間宮が男子3人組の一人だ。 　プロデューサーを務める中野利幸氏は「このドラマを作ろうと思ったきっかけは実話なんです」と明かす。企画が立ち上がったのはちょうど1年前の夏。「サップをワイワイと楽しんで、先生の話を聞いているようで聞いていないんだけれど、最後に先生に“ありがとう！”とあいさつして日が暮れる。そんな体験談を局員が話してくれました。その話を聞いた時、ドラマチックだなと。“絶対にその場面を撮りたい”と考えました」。その1シーンから想像力を巡らせて生まれたのが今作。「ラブストーリーで、この夏を明るく元気にできたら」と作品に込めた思いを語った。