亀井正貴弁護士 薬物事件の日大対応“空白の11日間”に「大麻の反応は1~2週間程度で消える…」
2023年08月07日 10:49
芸能
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捜査関係者によると、部員が違法薬物に関わっているとの情報が昨年、警視庁に寄せられていた。具体的な事実が確認できなかったため、警視庁は昨年12月にキャンパスで部員らを対象に薬物乱用の防止講座を開いた。今年に入ってからも同様の情報があり、警視庁から調査を求められた大学側が7月6日に寮を調べて、北畠容疑者の立ち会いの下、錠剤と植物片を発見した。18日夜に相談を受けた警視庁は20日未明にそれらを押収。鑑定の結果、28日に覚醒剤と大麻と判明し、8月3日に寮を家宅捜索した。事件をめぐっては、林理事長らが8日に記者会見する。
亀井氏は、植物片、錠剤の発見から警視庁に相談するまでの“空白の11日間”に「大麻の反応は1~2週間程度で消える。この間の日大側の協議内容次第で“犯人隠避”“証拠隠滅”を疑われる可能性もある」と指摘。「尿反応が大麻の場合は1~2週間で消えますし、覚醒剤も一定期間で消える。大麻は使用罪が処罰規定になっていませんが、覚醒剤は使用罪が規定になっています。いずれにしても尿というのは非常に重要な証拠なので、この間の大学の協議内容によっては、犯人隠避であるとか、証拠隠滅の可能性もある。そもそもこの期間中、覚醒剤を所持していること自体が正当な目的がないのであれば、これ自体が犯罪んおで、もし複数でやっていれば共犯事件になってしまいますから、大学の対応としてもかなりリスキーな対応をしていると思います」と自身の見解を述べた。