富田鈴花 日向坂の“負け顔クイーン”ミュージカル初挑戦 「舞台では私の勝ち顔を見て!」

2023年08月08日 05:00

芸能

富田鈴花 日向坂の“負け顔クイーン”ミュージカル初挑戦 「舞台では私の勝ち顔を見て!」
ポーズを決める富田鈴花(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 日向坂46の富田鈴花(22)が、今月11日開幕の「ヴィンチェンツォ」でミュージカル初挑戦するのを前に意気込みを語った。グループ随一の歌唱力の持ち主だが、バラエティーで率先して企画に参加し空回る“負け顔クイーン”として知られるだけに「舞台では私の勝ち顔を見て!」とアピールした。
 同名韓国ドラマの舞台版。イタリアンマフィアのコンシリエーレ(相談役)が巨大組織に挑む復讐(ふくしゅう)劇で、主人公とともに復讐に挑むヒロインの女性敏腕弁護士役を演じる。

 デビュー当初から「ミュージカル出演」の夢を掲げており、「オファーを受けた時はうれしすぎて言葉が出なかった」と回想。グループ内ではソロで活動するメンバーも多く「みんなから刺激を受けてきた分、私も還元できれば。未来の日向坂46の勢いにつなげていきたい」と熱く語った。

 音域の広さと安定感のある歌声が武器。フジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」では、カラオケのサビ部分だけ歌い10曲連続で音程を外さなければ成功という企画に挑戦。人気歌手の難曲を歌いこなし、アイドルトップとなる9曲連続成功という記録を持つ。「私の強みは歌。作品を通じて、見ている人の心を動かせる芝居や歌を届けたい」と意気込んだ。

 「鈴花」の名前は「鈴鹿サーキット」に由来。F1好きの母親の影響だ。今回の挑戦もカーレースになぞらえて「何もかも初めてで、大波乱がたくさんある気がします。でも、最後は表彰台で1位に立ってるような気持ちで終わりたいですね」と“健闘”を誓った。

 同作は11日の兵庫公演を皮切りに、東京、大阪でも上演。27日まで。


 ≪激励メッセージ「力になる」≫ ミュージカルや舞台の出演経験があるメンバーから激励を受けた。昨年「フラガール ―dance for smile―」で主演を務めた潮紗理菜(25)からは「つらいこともあると思うけど、確実に力になるから頑張って」と言われたという。今年3月上演のミュージカル「SPY×FAMILY」でヒロインを演じた佐々木美玲(23)からは「おすずの歌が好きだから見に行く!」と連絡を受けた。富田は「とても力になってます」と話した。


 ◇富田 鈴花(とみた・すずか)2001年(平13)1月18日生まれ、神奈川県出身の22歳。17年8月、日向坂46の前身「けやき坂46」2期生として加入。今年4月、「スーパーフォーミュラ広報大使」就任。1メートル65、血液型A。
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