畑中葉子 新曲「八丈島からの手紙」で45年ぶり紅白狙う「平尾さんに連れて行っていただいた。今度は…」
2023年08月09日 05:00
芸能
畑中自身も精力的にPR活動。新潟県や栃木県など地方のラジオ局で同曲を流してもらい、島を訪れた際には飲食店などに曲のポスターを貼って回っている。八丈島で11日に開催される花火大会には、自身のメッセージ付きの花火が上がる予定だ。
13歳まで八丈島で過ごし、1978年に平尾昌晃さんとのデュエット曲「カナダからの手紙」でデビュー。同曲の大ヒットから45年、カナダから八丈島に原点回帰。「新曲は地に足を着けた場所から送る、私からのラブレターです」と地元愛を強調。「何年も音沙汰のない私をこんなに応援してくれる八丈島は、やはり“情け島”です」と故郷に感謝が止まらない。
「カナダからの手紙」ではNHK紅白歌合戦に白組で初出場した。「八丈島からの手紙」にはヒップホップグループ「P.O.P」が参加。畑中は「45年前は平尾さんに紅白に連れて行っていただいた。今度は私が彼らを連れて、紅組から紅白に出られたら」と願う。カナダから白、八丈島から紅。夢の実現へ、きょうもPRに駆け回る。
≪サザンもデビュー≫ ▽1978年 新東京国際空港(現成田国際空港)が開港。「キャンディーズ」が解散し、「サザンオールスターズ」がデビュー。日本テレビは「24時間テレビ」が初放送。米映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の影響で、日本でも“フィーバー”という言葉が流行した。経済界では「窓際族」という言葉も生まれた。