亀井正貴弁護士 日大違法薬物事件、沢田副学長の“空白の12日”の説明に「長いと言わざるを得ない」

2023年08月09日 09:53

芸能

亀井正貴弁護士 日大違法薬物事件、沢田副学長の“空白の12日”の説明に「長いと言わざるを得ない」
テレビ朝日 Photo By スポニチ
 元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が9日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にリモート出演。日大が8日、アメリカンフットボール部の違法薬物事件に関して行った会見について言及した。
 会見には、林真理子理事長、酒井健夫学長、競技スポーツ担当で、元検事の沢田康広副学長が出席。アメフト部の3年生部員が5日に乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤を所持したとして、大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕され、同部は同日から無期限活動停止処分となっている。大学側は7月6日に同部の寮で植物片や錠剤を発見したが、警視庁に届け出たのは同18日。この空白の12日が会見の注目点でもあった。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーが空白の12日について聞くと、亀井氏は「この期間に私は驚きました。違法薬物というのは、違法性のあるものと同時に重要な証拠物ですから、これを警察に持っていかなかったというのは大きな問題。先日も言いましたが、所持罪の疑いとか犯人隠避罪とか証拠隠滅罪の疑いをかけられるという状況は変わっていない。しかも元検察官ということなので、自らが容疑を受けるリスクというのを考えなかったのだろうか。逆に言うと、元検察官ですから、警察を指揮する立場ですから、そういう甘えもあったのかなと思いますね。自首させようとする目的自体はいいんですけれども、それなら短時間のうちに自首させるか、自首まで時間がかかるようだったら先にブツを出すというもが重要な問題だと思います。特に尿検査の期間を経過させたということは問題だと思いますね。長いと言わざるを得ない」と考えを述べた。
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