111作目の朝ドラヒロイン・橋本環奈「絶対言ってはいけないと言われ、発表まで忘れていようと…」

2023年08月09日 18:00

芸能

111作目の朝ドラヒロイン・橋本環奈「絶対言ってはいけないと言われ、発表まで忘れていようと…」
2024年度後期連続テレビ小説「おむすび」の主演を務める橋本環奈 Photo By スポニチ
 NHK大阪放送局は9日、来年秋から放送する2024年度後期連続テレビ小説が「おむすび」に決定したことを発表した。主演は女優の橋本環奈(24)。橋本は昨年末の紅白歌合戦の司会を務めたが、NHK朝ドラ出演は初めて。「NHKのドラマは初めて。朝ドラヒロインらしく、今回はギャルなので明るく楽しく、元気のいい1日のスタートを切れる明るい朝をお届けしたいと思います」と意気込みを語った。
 111作目となる朝ドラ。舞台は福岡、神戸、大阪で、今回は“食”がテーマの現代劇だ。福岡・糸島で育ち、ギャルから後に管理栄養士になる主人公・米田結を橋本が演じる。橋本は福岡市出身。「福岡出身で、神戸、大阪と。運命的なものを感じる」そうで、友達からは「朝ドラはスケジュールが大変だと聞いた」と撮影の長丁場にも覚悟は決めているようだ。

 主演決定後、橋本は朝ドラ初出演について誰にも話すことができず「ようやく発表できた安心感が。絶対に言ってはいけないと言われたんで、発表のきょうまで忘れていようと。考えないようしてました。スッキリしました」と満面に笑み。オファーを受けた時は「ホントにビックリしました」。小中学生時代は朝ドラを見てから通学していたそうで「印象に残っているのは“あまちゃん”です」と挙げた。

 主人公が平成ギャルで平成の初日、1989年1月8日生まれ。「ギャルは大好きで。底抜けに明るいし、ポジティブで、負けん気の強さがあって。ギャル魂を宿しながら演じたい」という。ギャルについては「メイクとか、ルーズソックスとか」というイメージを持っているようで、自身は幼少期から芸能界で仕事をしていたため「ギャルになるキッカケがなかった」そうだ。ただ、知人にもギャルがいたそうで「楽しそう。平成ギャルに変身できるか楽しみ」と語った。

 全国的にも野菜など素材の良さで有名となった福岡・糸島で育った主人公。実家は農業。高校卒業後に神戸へ行き、大阪へ移って管理栄養士の道を歩き始める。制作統括の宇佐川隆史チーフプロデューサー(45)と、脚本家・根本ノンジ氏(54)が検討を重ねて「おむすび」のタイトルを決定。「圧倒的な人間力に満ちあふれた方。半年間毎日見守り、応援していくなかで、自然と私たちの心も明るくなっていく。そんな今回のヒロインにピッタリだと思いました」と宇佐川CPは橋本の主役抜てきを説明した。
 脚本の根本氏はいろんな人がごはんを食べたくなるドラマにしたい」。会見の席で、隣に並ぶ橋本を横目で見ながら「エグいぐらいかわいい。最強のヒロインになると確信してます」と主人公を絶賛していた。
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