風間晋氏　“教育教育教育死刑死刑死刑”疑惑のビッグモーター前副社長、姿見せないことに「想定通り」

　フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が7日、同局の情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。中古車販売大手ビッグモーター（東京）による自動車保険の保険金不正請求問題について言及した。 　番組では、自動車保険の保険金不正請求以外にも相次いでさまざまな疑惑が浮上していると指摘。具体例として、ビッグモーターの兼重宏行前社長の長男の兼重宏一前副社長が部下に送ったとみられる「教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑」「保険取れない店長は解任します」などの“パワハラ”メッセージを紹介。問題発覚以降、前副社長は公の場に姿を見せていないと伝えた。ビッグモーター側は、前副社長について「兼重前副社長はすでに退任しており、コメントは控えさせていただきます。調査報告書の提言内容を踏まえ、現場の声を拾い上げる仕組みの構築と再発防止に向け真摯に対応してまいります」と回答したという。

　倉田大誠アナウンサーが「姿を見せていない前副社長ということですけれども、あらためてこの対応含めてどうご覧になりますか？」と聞くと、風間氏は「もともとが責任を感じて辞任をしたというのではなくて、批判や追及の矢面に立たずに済むように辞任するということだったと思うので、そういう意味では想定通りの対応なんだと思います」と自身の見解を述べた。

　そして、「昨今の企業というのは、その企業の存在価値とか、あるいはその企業があることが社会にとってどういう意味があるのかというのをとても強く問われるようになっているので、そういう意味では、このビッグモーターは一昔前の感覚で、そういう社会的な意義、自分たちの会社がこういう会社というのと真正面から向き合っていない。まさにそれが表れていると思いますね」と話した。