「らんまん」虎鉄くんのヤッコソウから開けた道!万太郎「1人じゃない」ネット胸熱「希望回」属も科も発見

2023年08月11日 08:15

芸能

「らんまん」虎鉄くんのヤッコソウから開けた道!万太郎「1人じゃない」ネット胸熱「希望回」属も科も発見
連続テレビ小説「らんまん」第95話。万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)に「わしは1人じゃない」――(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は11日、第95話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第95話は、高知から珍しい植物を持ち帰った万太郎(神木隆之介)は早速、研究を開始。ある日、波多野(前原滉)藤丸(前原瑞樹)が十徳長屋へ。万太郎は2人を巻き込み、さらに研究を進め、その植物が新種と認定。「ヤッコソウ」と名付けた。数カ月後、高知の遍路宿の息子・山元虎鉄(寺田心)から多くの標本が届く。万太郎は植物を通じて人とつながれることに気づき、寿恵子(浜辺美波)は安堵し…という展開。

 万太郎は標本500点と土佐植物目録を東京大学に寄贈。寿恵子は万太郎が高知から持ち帰った植物を目にし「お酒に浸かったヤッコさん?大名行列の旗を持ってやってくるでしょ?」と口にした。

 研究には、1冊200円かかる海外の書籍が必要。万太郎が頭を下げると、寿恵子は「(金を)借りましょう。どうにかなります。いえ、どうにかします!」と頼もしい。

 半年後。波多野と藤丸が訪れ、田邊教授(要潤)の植物図鑑「大日本植物図解」(帝国大学発行)を届けた。

 万太郎は語学の天才・波多野にドイツの文献を読んでもらう。朝を迎え、新種はおろか、植物分類学術の属も科も新しく発見。万太郎はヤッコソウ科と命名、学名には虎鉄の名前を付けたいと手紙を送った。

 虎鉄の学校の先生も分からない植物の標本がいくつも届く。万太郎は「寿恵ちゃん、初めて知ったがじゃ。わしは1人じゃない。ひたすら野に行ったら、きっと、誰かと歩けるき」――。

 SNS上には「虎鉄くんもいい表情するなぁ」「こうして万太郎の元に標本が集まってくるのか」「寿恵さんのお金がない時の引きつった表情、前向きになった万さんを見守る表情が素敵」「ユーシーが本当にやりたかったことって、万太郎と虎鉄くんのような関係じゃないのかなぁ」「希望回…よかった(涙)」「胸がいっぱいになった。なんちゅうええ回や」「正々堂々と植物学者を名乗った万太郎、その万太郎を先生と呼び慕う虎鉄くん。万太郎が思い描いていた未来とは少し違うかもしれないけど、大学で研究をする以上のものを得られた瞬間でしたね。胸が熱くなった」などの声が上がった。

 第92話(8月8日)、竹雄(志尊淳)に「1人でもこの道を行く」と決意を明かした万太郎に、光が差し込んだ。

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