「どうする家康」勝家・吉原光夫が語る舞台裏「最の高」お市・北川景子の最期に涙&絶賛!茶々には「鳥肌」

2023年08月12日 13:50

芸能

「どうする家康」勝家・吉原光夫が語る舞台裏「最の高」お市・北川景子の最期に涙&絶賛!茶々には「鳥肌」
大河ドラマ「どうする家康」第30話。羽柴秀吉の元へ行くよう、お市の方(北川景子)に伝える柴田勝家(吉原光夫)だったが…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月6日、第30話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第30話は「新たなる覇者」。「伊賀越え」を成し遂げ、無事、浜松へ戻った徳川家康(松本潤)。一方、羽柴秀吉(ムロツヨシ)は織田家の跡継ぎを決める清須会議で、織田信長の孫・三法師を擁立しつつ、織田家の実権を握ろうとしていた。秀吉の動きが苦々しいお市の方(北川景子)は柴田勝家(吉原光夫)との結婚を決意。秀吉と勝家の対立が深まる中、家康は旧武田領に手を伸ばす関東の雄・北条氏政(駿河太郎)との一戦に臨むことに…という展開。

 天正11年(1583年)4月、賤ヶ岳の戦い。「柴田勝家と羽柴秀吉は、近江・賤ヶ岳にて激突。しかし、予想に反し、柴田勢は秀吉の調略による裏切りが相次ぎ、総崩れとなったのでございます」(語り・寺島しのぶ)

 秀吉の使者が到着。勝家は「あやつが上様の草履持ちだった頃、わしはようあれの尻を蹴った。奴を見くびっていた、からではなく、怖かったからじゃろう。あの男の底知れぬ才覚が。奴の元にお行きなされ」。お市は拒み、織田家の娘として誇り高き最期を選んだ。

 越前・北ノ庄城は落城。勝家、お市は自害した。秀吉は三河の宴会芸「えびすくい」の節を付け「♪白兎、白兎。♪白兎、白兎」――。無表情、低音で口ずさんだ。家康は「秀吉は、わしが倒す」――。

 ▼柴田勝家役・吉原光夫(お市の方、北川景子について)この作品では、特別、お市との恋愛シーンがあるわけでもなく、どちらかというと「最後の家臣」という質感でした。作品の最初の方では、お市と家康が2人でいるところを妬んでる風なシーンもありましたが、勝家はこれまでも織田家のご子息を養育していたこともあるので、お市のことは最後まで、織田家の君主として仕え、織田家の大切なご子女であったのかな?と思っています。ですが、お市は信長様に忠義を尽くし、辛抱が多かったと思うので、特別、気に掛けた人物ではないのかな?と思っています。なので最後のシーンでは、北川さん演じるお市の姿には、哀しみの中にもどこか解放された自由な雰囲気があり、やっと自分らしく生きて終われる。そんな姿に自然と…泣。茶々が戻ってくる姿には、鳥肌が立つほどの恩愛を感じました。北川さん演じるお市は、空気が割れるほど凛としていて、カッコよかったです。最後のシーンは最の高です。

 いよいよ織田信雄&徳川家康VS羽柴秀吉の「小牧・長久手の戦い」(天正12年、1584年)が迫る。次回第31話は「史上最大の決戦」(8月13日)が放送される。

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